【星野源】人は忘れることで生きていける~「フィルム」歌詞考察・意味~

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人は忘れることで生きていける

 

人は様々ことを日々、忘れていく。

それは悪いことでもあり、良いことでもある。

何故ならば、辛い思い出であったり、悲しい過去の記憶も薄れてゆくからだ。

 

昔好きだった女性のことも、次第に忘れていく。
思い出も消えてゆく。
断片的な記憶しかなくなってくる。


詳細を思い出すと、心が苦しくなるので、きっと脳が思い出せなくしているんだろう。
ある種の防衛機能が働いているらしい。

 


と、いうのも。
最近、昔好きだった女性と顔を会わせる機会があったのだ。

 

そのときは不覚にも胸がドキリとした。
それは驚きからか、辛さからか、はたまたトキメキか。

 

 

そんなとき、星野源のフィルムという歌詞を思い出した。

 

 

目があったとき、彼女は何を見たのか。
それはわからない。

 


脳は自分の都合のいいように、記憶を曖昧にする。
嘘の相手を、自分を、作りあげてしまう。

 

ふたりの思い出はもう薄れてしまっている。
だけど、特別で大事な人だという記憶だけは、今も鮮明に焼き付いているらしい。

 

私の脳は、普段は見せない反応をした。
胸の鼓動。

 


胸の鼓動が何を意味するか
それを確かめることはしなかった。

 

楽しかった思い出。悲しい結末。
フィルムを通すことで、実際の過去とは違った見え方をしてしまうからだ。

 

本当は頭の奥に、しっかり焼き付いている。

いくつ夜を越えても、消えることはない。

 

ただ、見えないようにしているだけ。

 

過去という事実を受け止めて、前を行こう。

私の人生には「声を上げて、飛び上がるほどに嬉しいこと」がたくさん待っているのだから。

おわり。