Mr children 『あんまり覚えてないや』  歌詞考察・意味 ~思わず泣けるおすすめの名曲~

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今回はアルバム「HOME」からあんまり覚えてないやを取り上げます!!

 個人的には、数あるミスチルの名曲のなかでも一番泣ける曲ではないかと思っています。

 

変わったタイトルのこの曲。

HOMEというアルバム自体のコンセプトの通り、日常のなかのありふれた瞬間だったり想いが歌われています。

 

その魅力はなんといっても歌詞。

ではでは、順に追っていきましょう( ^^) ! 

 

【以下、考察】 

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朝 目を覚ますと

焦茶色のフローリングに君の抜け殻が落ちていて

なのに覚えてないんだ  昨日の夜の出来事

あぁ  なんてもったいない

 

あんなに欲しがっていた  君を丸ごと

この手は抱きしめてたはずなのに

あんまり覚えてないや …

 

主人公はずっと好きだった女性と結ばれたようですが、朝起きるとあまりその時のことを覚えていないよう…

確かにもったないですね(笑)

彼女の乱れた衣服を"君の抜け殻"と表現するあたり、さすが桜井さんといったところでしょうか。

 

夕べギターを弾いて

ウトウトしかけた瞬間に奇跡のメロディーが降ってきて

なのに覚えてないんだ  昨日の夜の魔法を

あぁ  なんてもったいない

 

世界中を幸せにするようなメロディー

確かに口ずさんでたはずなのに

あんまり覚えてないや…

 

ふとしたとき、ナイスアイデアが閃くなんてことってよくありますよね。

ただ、そういう閃きって一瞬で過ぎ去ってしまうから記憶に残りにくいもの。

 

この歌が桜井さんの実体験なのだとしたら、歌詞にある"世界中を幸せにするようなメロディー"って、どの曲のことなんでしょうね。

それとも記憶の闇に消え去ってしまったのか…

 

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じいちゃんになったお父さん

ばあちゃんになったお母さん

歩くスピードはトボトボと

だけど覚えているんだ  若かった日の二人を

 

あぁ  きっと忘れない

 

キャッチボールをしたり  海で泳いだり

アルバムにだって貼り付けてあるんだもの

 

ドライブに出かけたり  お小遣いをくれたり

たまに口喧嘩したり  すぐに仲直りしたり

 

ちゃんと覚えているんだ  こんなに

 

ここの歌詞から"あんまり覚えていない"から、"ずっと忘れない・ちゃんと覚えている"というように変化していますね。

また、内容も恋人や音楽(桜井さんでいうと仕事でもある)のことから、自分の家族のことに変わっています。

これは前半部分との対比した表現になっています。

 

対象物の違いの他には、

覚えていたかったことなのか・無自覚のうち心に刻み込まれたことなのか…

という違いもありますね。

 

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日常のなかでは後から思い返すととても貴重で、かけがえのない時間だった
ということがとても沢山あります。

 

とある有名なコピペでこんなのがあります。


50 :おさかなくわえた名無しさん :2006/09/08(金) 03:00:46 id:QAt0Hee6

ところでさ、一人暮らししてる人は年に何日実家に帰ってる?

俺は仕事が忙しくて夏休み3日正月休み3日の、計年間6日位なんだけどさ。

俺のカーチャン今50歳で、考えたくないけど

女性の平均寿命から考えてあと30数年とするわな。

単純計算すると、あと180日位しか会えないことになる。

冷静に考えてみたら、もう半年しかないんだぜ?

おまいらも数えてみ?

あと何日カーチャンと会える日があるか。

 

こうしてみると、いかに自分が貴重な時間を無駄にしていたのかを考えさせられます。

 

恋人との思い出や、音楽のアイデアはまたいくらでもこれから作っていけるでしょう。

でも、両親が若くて元気だったあの頃は二度と帰ってきません。

本当に忘れたくない・忘れてはならない出来事は、無自覚のなかにこそ潜んでいるのです。

 

世界中を幸せに出来はしなくたって

このメロディーをもう一度繰り返す

ラララ…

世界中を幸せにしなくたっていい。
自分の周りの人たちとの、何でもない日常をもっと大切にして生きていこう。


そうして自分たちも家族を築いていき、いつまでも覚えているような幸せな日常を繰り返し、次の世代にも引き継いでいこう。


この曲は、そんな桜井さんの想いが込められているのではないでしょうか…

 

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『あんまり覚えてないや』は管理人が一番好きな曲で、初めて聞いたときには本当に泣いてしまいました。


個人的にも16歳から親元を離れて暮らしており、両親との時間が年に数日しかとれないという背景もあります。

ちなみに、この記事を書いている日は敬老の日でしたので、おばあちゃんに電話をかけてみました。


すると、とても喜んでくれて「お父さんとお母さんにも連絡してあげて」と言われてしまいました(笑)
なかなか普段は連絡することもないのですが、こんな記事を書いていたのもありますし。

 

メールのひとつでも送ってみようかな…と、そんな風なことを考える1日になりました。