Mr children  『WALTZ』  感想・歌詞解釈 ~就活生の闇の歌なのか!? REFLECTION~【歌詞バレあり】

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今回はREFLECTIONのなかから『WALTZ』の感想・解釈をお届けします。

 

 

 

この曲を初めて聴いたのはREFLECTIONツアーでした。

ダークな雰囲気のなかで、桜井さんが軽やかに踊っていたのが印象的でしたね。

そのときは歌詞をほとんど聞き取れませんでしたが、アルバムを改めてゆっくり聴くなかでその魅力にどんどん嵌っていきました。

ミスチルにありがちな、所謂「スルメ曲」ってやつです!笑

 

 

 

 

そもそもこの曲を取り上げようと思ったのは

blogos.com

この記事を見たのがきっかけでした!

 

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「柔軟なとこが長所さ 履歴書のとおり 違う視点で見れば自分がないだけ」

「繰り返される審査(テスト)に離脱者は増える」

 

という歌詞から就職活動を想起させるとのこと。

 

 

うーん、確かに…笑

そのダークな雰囲気な曲調もあり、一部では「就活生殺し」だと話題みたいですね。

 

では、その「就活生殺し」と言われる『WALTZ』の歌詞をひも解いていこうと思います!!!!

 

 

 

「光」 「夢」 「微笑み」さようなら

「闇」 「絶望」 「悲しみ」こんにちは

商品に適さぬと はじき落とされ 

ベルトコンベアーからのスカイダイブ

 

 

 

と、いきなり暗い…暗すぎる。

「ショーウインドウに並ぶのは一握りだけ」

からも、自分自身を商品として例えていますね。

そして、世間から認められて成功を手にするのは、限られた一部だけということも最早理解しています。

 

 

 

ですが、

「繰り返される審査(テスト)に離脱者は増える」

「嘆いて 泣いて 疲れて 眠って」

 

と、どうもその価値を否定されてしまったようです。

「指をくわえて見てるなんか嫌」というフレーズからも、

それでもなんとかその価値を認められようと奮闘している様子が読み取れますね。

 

 

 

 

「要求に合わせて変えられるスタイル 柔軟なとこが長所さ 履歴書のとおり 違う視点で見れば自分がないだけ」

「そこを指摘されりゃ 異論はないや」

 

 

しかし、懸命にもがくも空回り…

他人に認められようとするあまり、自分らしさや自分本来の価値を見失ってしまいます。

 

 

 

管理人は大卒ではないので、所謂「就職活動」をしたことはないですが、「転職活動」はしたことがあるので何となくわかります。

 

 

じわじわと迫るタイムリミット。順調な周りを見て焦る気持ち。

だんだんと心が追い詰められていき、企業に気に入られる姿形を過剰に意識していきます。

 

そうして着飾った自分を披露するも、所詮はハリボテ。

そんな付け焼刃は、面接などでしっかり見抜かれてしまいます。

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そしてサビの

 

「ワルツに乗せ 悲しき遠吠え 地平線を超え 響くがいい」

「誰も欲しくない 必要としないなら 耳を塞げ」

 

ですが、「耳を塞げ」という部分の解釈がポイントだと思います。

管理人の解釈としては

 

 

「世間の声や固定概念から耳を塞げ。自分を押し殺すことに、価値なんかない。」 「ありのままの自分を必要としない存在なんて、放っておけばいいじゃないか」

 

という意味合いが含まれていると感じます。

一見すると、全く救いの無い歌詞ですが、「耳を塞げ」の他にも解釈に困るワードがあります。

 

 

「頭の中の 「あきらめ」という名の亡霊 そいつを優しく抱きしめて」

「冷たい体を温めて 朝まで静かに踊って その後 この手で殺すぜ」

 

 

この一連の歌詞ですが、意味深すぎますね…笑

 

懸命に就活しても認められず、疲弊した心を「あきらめる」「現実から目を背ける」ことで、いったん癒したいという願望が込められている

と、管理人は解釈します。

 

 

冷たくなってしまった心を朝まで温めたことにより、もう少し頑張れそうなくらいには心のエネルギーも回復してきました。

なので、一度は受け入れた「あきらめ」を殺してしまおう。

もう一度だけ頑張ってみようという意味ではないでしょうか?

 

 

 

そしてラストの

「闇の中で虚しく踊れ 頭揺らして 胸を焦がして」

 

の部分は

もう一度、苦しい闇のなかに飛び込んでいく=辛いけどなんとかあと少しもがいてみよう

…という決意の表れだと思います。

 

 

 

6/15放送のNHKのSONGSスペシャルでは、今回のアルバムのレコーディングの光景が描かれていました。

4人でセルフプロデュースするという新たな試みで、桜井さんも相当の苦悩があったみたい。

コバタケがいなくなったことでミスチルは駄目になった、と思われないようにかなりのプレッシャーを感じていたそうです。

 

『WALTZ』という曲は、そんな新アルバム制作における世間からの重圧や騒音からの苦悩を描いた曲なのかもしれませんね。 

 

 おわり